東証、午前終値287円高 日米欧の経済活動再開期待





東京証券取引所=東京都中央区

 週明け11日午前の東京株式市場の日経平均株価は続伸した。日米欧や中国で新型コロナウイルスの感染ペースが鈍化して経済活動が再開することへの期待が先行した。上げ幅は一時300円を超え、取引時間中として3月6日以来約2カ月ぶりの高値を付けた。

 午前終値は前週末終値比287円49銭高の2万0466円58銭。東証株価指数(TOPIX)は21・05ポイント高の1479・33。

 政府が特定警戒都道府県以外の34県では緊急事態宣言の解除を前倒しする可能性が意識され、工場操業や店舗営業を含む企業活動が徐々に動きだすことを見込んだ買い注文が入った。

 米欧の多くの地域で第1波のピークを越えたとの観測があり、経済的な打撃から立ち直るとの見方が相場を支えた。



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