制限緩和の英政府、手作りマスクなどの着用を国民に勧告

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11日、英下院の会議場で演説するジョンソン英首相=ロンドン(ロイター)

11日、英下院の会議場で演説するジョンソン英首相=ロンドン(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】英政府は11日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために実施した外出制限の段階的な緩和に伴い、社会的距離が保てない屋内空間では屋内では、手作りマスクなどで顔を覆うことを国民に勧告した。

 英政府は同日発表した外出制限の緩和に向けた計画書で、顔を覆うことで「自身が無症状感染者である場合、他人に感染させない可能性がある」と効果を説明した。英政府は、医療用マスクの不足を避けるために、布などでマスクを作ることを国民に勧めている。

 ジョンソン英首相は10日、3月23日から開始した外出制限を、3段階で緩和する計画を発表した。第1段階は、建設業や製造業などの労働者を対象に今月11日以降の業務再開を奨励。13日からは1日1回に限定していた市民の運動目的の外出を無制限で認める。

 第2~3段階で6月までに生活必需品以外の小売店や小学校の再開を目指し、7月までにサービス業を再開させる目標を据えた。

 英政府によると、英国の新型コロナの感染者数は11日時点で22万3060人。緩和後の感染拡大も懸念される。ジョンソン氏は「外出制限を緩和しながら、外出制限中に苦労して得た(感染抑制の)成果を維持することは極めて困難だ」との見方を示した。

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