クレベリン特需で最高益 大幸薬品


 大幸薬品が12日発表した令和2年3月期連結決算は、売上高が前期比43・6%増の149億円、最終利益が73・3%増の24億円となり、いずれも過去最高だった。新型コロナウイルスの感染拡大により、空間に浮遊するウイルスを除去する製品「クレベリン」に特需が起き、業績を押し上げた。

 ハンドジェルなども含めたクレベリン関連製品の売り上げは前期比91・5%増の93億円。新型コロナの感染拡大前に実施していた商品デザインの変更や広告・宣伝の強化も寄与した。

 大幸薬品は「クレベリンの主成分、二酸化塩素の幅広いウイルス、菌に対する有効性を確認しているが、新型コロナに対するデータは取得していない」としている。



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