高島屋は16日、埼玉、東京、神奈川、大阪の4都府県8施設について、食品売り場に加えて洋服や日用品など生活必需品の売り場を18日から営業再開すると発表した。緊急事態宣言が継続されている地域だが、客からの要望が多く、従業員の雇用も維持するために再開を決めた。
食品売り場のみの営業が続く京都の2店舗を除き、全店舗で過半の売り場が営業する態勢になる。
対象は日本橋高島屋ショッピングセンター、新宿のタカシマヤタイムズスクエア、高島屋大阪店、堺店、泉北店など。呉服や宝飾品などの売り場は休業を続けるが、各店ともに6割以上の店が再開するという。
営業時間は短縮し、アルコール消毒や混雑時の入店制限など新型コロナウイルス感染防止策を強化するとしている。