経済産業省が20日発表した18日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、11日時点の前回調査と比べて70銭高い125円50銭となった。16週ぶりに値上がりした。
調査した石油情報センターによると、新型コロナウイルスの影響で停滞していた経済活動が一部再開し、石油製品の需要が増えた。一方、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国による協調減産が5月に始まり、需給が改善された。センターは来週も値上がりを予想している。
軽油は1リットル当たり60銭高い106円80銭、ハイオクは80銭高い136円50銭で、ともに16週ぶりに値上がりした。灯油は横ばいで、18リットル(一般的なタンク1個分)当たり1369円となった。