静岡県警の女性巡査部長が同僚女性へのマタニティーハラスメントや同僚男性へのストーカー行為をしていたとして、県警が4月に減給10分の1(6カ月)の懲戒処分としていたことが21日、県警への取材で分かった。
県警によると、女性巡査部長は平成29年10月ごろ、妊娠していた同僚職員にハラスメント行為をした。昨年10~11月には同僚の男性職員に、執拗に連絡を取ろうとした。
この件と別に、同県警の男性巡査部長も今年2月に警察情報の漏洩(ろうえい)や複数の女性に対するつきまとい行為があったとして、4月に減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。県警監察課によると、漏洩したのは重要な捜査情報ではないという。
県警はハラスメント行為や漏洩先などの詳細や、処分した2人の所属を明らかにしていない。