政府、判決文入手できず 中国当局の日本人拘束

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外務省

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 中国で日本人がスパイ行為などの疑いで拘束され、有罪を言い渡された複数の裁判に関し、外務省は22日の衆院外務委員会で、中国側の許可が得られず判決文を入手できていないことを明らかにした。同省の大隅洋官房参事官が、国民民主党の大西健介氏の質問に答えた。

 スパイ事案に関し、中国の関係当局は「国家機密」を理由に容疑事実や司法手続きを非公開にする場合が多い。判決文をめぐる一連の対応も、情報秘匿を優先する当局の姿勢の表れとみられる。日本政府は透明性確保の観点から判決文入手への協力を中国に働きかける考えだ。

 大隅氏は、中国で有罪判決を言い渡されて現在も帰国していない日本人は9人で、このうち7人の刑が確定し、2人が上訴中だと説明。判決文をめぐり、大西氏から何とかして手に入れるべきだと問われると「(スパイ事案に関する)判決文は中国において公表されておらず、入手は困難な状況だ」と理解を求めた。

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