手に消毒液、教員はフェースシールド 大阪の学校 

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登校し手の消毒を行う6年生=25日午前、大阪市中央区の中大江小(恵守乾撮影)

登校し手の消毒を行う6年生=25日午前、大阪市中央区の中大江小(恵守乾撮影)
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 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が首都圏と北海道でも25日に解除され、学校再開の動きが全国に広がる見通しになった。すでに解除された大阪府では授業の再開が決まり、大阪市の一部公立小中学校ではこの日、小学6年生と中学3年生の最終学年に限り、分散登校での授業が再開した。久しぶりの授業とあって教室には活気が戻ったが、教員らは感染防止の対策を徹底し、模索を続けている。

 「コロナがちょっと怖いけど、家より友達がいる学校で授業を受ける方が楽しい」

 授業を再開した大阪市立中大江小(中央区)の6年生、石田陽菜さん(11)は笑顔で話した。

 同校では、6年生約80人は家庭で体温を測定し、午前と午後に分かれて登校。学校に着くと、教室の前後左右1席ずつあけて着席し、教員に手へ消毒液をかけてもらった。教室は常時、換気のため扉や窓を開放した。

 ただ、休み時間などに児童同士が触れ合ったり、近距離で会話したりすることを完全に防ぐことは難しい。マスクの着用を求めるが、中にはマスクを嫌がる児童もいるという。

 今後は全学年で分散登校したうえで、授業と給食を再開する予定だが、給食の時間になると、配膳担当の児童が給食室前の廊下に並ぶことが懸念材料だ。玉村恒夫校長は「学校はセーフティーネットの役割も求められている。3密にならないようこれから作戦を立てる」と話す。

 すでに分散登校が始まっている同府和泉市では、市内の公立学校計30校に透明のフェースシールド1200枚を配布し、一部の学校で室内の授業などで教職員が使用している。大阪市の松井一郎市長も児童生徒と教員に、飛沫(ひまつ)を防ぐフェースシールドの配布を表明している。

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