立憲民主党の福山哲郎幹事長は２６日の記者会見で、高市早苗総務相がインターネット上の誹謗中傷対策として、発信者を容易に特定できるための制度改正の必要性に言及したことを歓迎した。「表現の自由の兼ね合いもあり、簡単ではないが大きな前進だ」と述べた。
会員制交流サイト（ＳＮＳ）で誹謗中傷を受けた女子プロレスラーの木村花さん（２２）が２３日に死去したことを受け、与野党ではＳＮＳ上の誹謗中傷対策を求める声が広がっている。立民でも蓮舫副代表と逢坂誠二政調会長が中心となり、具体的な検討を進めている。
福山氏は「匿名の誹謗中傷が許されるわけではない」と述べ、ルール整備の必要性を訴えた。
