慶州市、「地震で支援されたから相互主義」だったはずの日本への支援を中止に。それでも韓国人から「市長を解任しろ!」との声が上がる……なるほど、これはいい相互理解の場だわ

日本に防疫物資支援の市長解任を 韓国で6万人超賛同=市長は「未来志向」訴え(聯合ニュース)
日本の友好都市支援を非難された慶州「追加支援計画取り消し」(世界日報・朝鮮語)
慶州市の関係者は25日、世界日報との通話で「日本国内の他の姉妹都市などの防疫物品追加支援をキャンセルしたのが正しいか」という質問に「そうだ」と答えた。市は支援することにした物品を保管することが分かった。 (中略)

慶州市、「地震で支援されたから相互主義」だったはずの日本への支援を中止に。それでも韓国人から「市長を解任しろ!」との声が上がる……なるほど、これはいい相互理解の場だわ

慶州市は17日、姉妹都市である奈良市との交流都市京都市にそれぞれ備蓄防護服1200セットと防護用メガネ1000個を航空便で送った。また、今月末までに姉妹都市小浜市、友好都市である宇佐市と日光市の3つの都市に防護服、各500セットと防護用メガネ各500個を支援することにした。 (中略)

一方、非難世論にチュ市長は自分のFacebookに「反日感情が広まったこの時点で、あえて支援するのかという批判を謙虚に受け入れながら、市民に理解を求める」との立場を出した。(中略)「今回の防疫物品サポートは、相互主義の原則の下でサポートすること」と説明した。
(引用ここまで)

韓国南東部の慶尚北道慶州市が日本の姉妹・友好都市に新型コロナウイルスの防疫物資を支援したことに関連し、同市の朱洛栄(チュ・ナクヨン)市長の解任を求める国民請願が青瓦台(大統領府)のホームページに投稿された。

この請願には、25日午前11時現在で約6万6000人が賛同した。国民請願掲示板では、30日以内に20万人以上が賛同した案件について青瓦台などが正式に回答することになっている。
(引用ここまで)

慶州市が日本への防護服、防護ゴーグルの支援をしたというニュースに対して、韓国のネチズンが一斉に非難したというニュースは既報。
この異常なほどに非難されている原因が「日本が跪いて医療物品の支援を要請していないのに、勝手に支援するとはなにごとだ」という視点にあることを楽韓Webでは言及しています。
日本の上に立つ、というよりも日本を下に見ることが韓国人の念願であり、今回は「K防疫の優秀性の前に日本が助けを乞う」を完璧な形で達成できる機会だったのですが、それを妨げた慶州市長は万死に値するわけです。

それだけでなく「相互主義で支援した」というチュ・ナギョン市長は大統領府の国民請願掲示板に「解任しなければならない」という請願をされてしまいました。
このエントリを書いている時点で賛同数は91,613人。

来月21日までの期限内に20万人に届けば、大統領府がなんらかの声明を出さなければならない、というものですが数字的には微妙。もう一押し、なにか燃料が欲しいところかな。
まあ、届いたとしても「地方自治を侵害するのでなにも言えません」で終了でしょうけど。
国民請願掲示板自体が遊び場、もしくはガス抜きの場に貸してますからね。

で、奈良市についで小浜市、宇佐市、日光市にそれぞれ防護服・ゴーグルを支援する予定だったのですがそれを取りやめ。
これによって韓国人への印象が「お互い様ができない人たち」になってしまうわけですよ。
韓国に地震が起きたので支援した。でも、返ってきたのは罵声だった。
「日本なんて支援するな!」と怒号が舞い、市長は磔にされる。
ふむ。
日韓の相互理解が進むためにはいいサンプルになったのではないでしょうかね。

Source: https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200525001900882

https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=022&aid=0003468334