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東京電力福島第1原発事故でかつて避難区域だった福島県楢葉町の木戸川で27日、漁協が稚アユ約300キロを放流した。来年のアユ釣り事業再開に向けたデータ収集が目的。原発事故で被災した双葉郡で、アユ釣り事業のために放流が行われるのは事故後初めて。
木戸川漁協の職員らが体長13センチ、重さ約14グラムの稚アユ約2万1千匹を放すと、流れに逆らいながら方々に泳いでいった。
同漁協は事故前は養殖事業も手がけていたが、事故で中断した。そのため今回は、他の産地から購入した養殖の稚アユを放流。アユに蓄積される放射性物質を調べる。産地によってアユの行動形態が異なるとされ、その調査も行う。
同漁協は7年前から県と、木戸川の天然アユやエサとなるコケなどの放射性物質の量を調べ、問題がないと確認した。県が来春、放流したアユの調査を行い、来夏のアユ釣り事業再開の可否を決める。
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