シンガポール「陽性も退院」新基準発表 発症21日で

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新型コロナウイルスの感染拡大で、シンガポールの街もマスク姿の人々が目立つ=5月27日(ロイター)
新型コロナウイルスの感染拡大で、シンガポールの街もマスク姿の人々が目立つ=5月27日(ロイター)

 シンガポール政府は28日、新型コロナウイルス患者は発症から21日目までに周囲への感染力がなくなることが分かったとして国内の基準を見直すと発表した。回復している人はPCR検査の結果が陽性でも21日が経過していれば退院できる。

 これまで退院にはPCR検査で2度の陰性となる必要があったが、感染力がなくてもウイルスが検出されるケースがあるため基準を見直した。当局が国内外の症例を分析した結果、患者は発症から14日後に周囲に感染させる可能性が低くなり、21日目までに感染力がなくなることが分かったという。

 免疫障害がある患者では感染力が長引くため、引き続きPCR検査の結果を基準とする。(共同)

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