仙台市は2日、市立小学校119校のうち、68校で大型エアコンを7月中旬までに設置すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校の影響により夏休みが短縮され、8月中も授業を行うための措置。
市によると、49校が6月中に大型エアコンの設置を予定しており、19校は7月中旬までの設置を目指している。ただ、51校については7月中旬までに設置が完了しないことから、1クラスに1台ずつ仮設の家庭用エアコンを設置して対応するという。家庭用エアコンの設置費用は約3億1500万円。
郡和子市長は2日の定例会見で「さまざまな工夫をして、児童が涼しい環境で学べるよう対応していく」と語った。