東京メトロは2日、日比谷線に6日開業する「虎ノ門ヒルズ駅」(東京都港区)の内部を報道関係者に公開した。銀座線虎ノ門駅とは地下通路で乗り換え可能となり、都心に新たな人の流れをつくりそうだ。
地下1階にある新駅のホームは両方向で別々に乗り降りする「相対式」。長さ147メートルで、幅は中目黒方面が最大4メートル、北千住方面が最大8メートル。日比谷線では初めてホームドアが稼働する。改札は計3カ所あり、中目黒方面行きホームから改札を出ると虎ノ門駅への連絡通路となっている。
虎ノ門ヒルズ駅は日比谷線が中目黒-北千住間で全線開業した昭和39年以来の新駅。ビル建設と一体で開発する目的で、東京メトロと都市再生機構(UR)が共同で整備に当たっている。