新LCCジップエア、初便は異例の貨物専用 日航傘下

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バンコクに向けて出発する、日航グループの新しい格安航空会社「ジップエア トーキョー」の機体=3日午後、成田空港

バンコクに向けて出発する、日航グループの新しい格安航空会社「ジップエア トーキョー」の機体=3日午後、成田空港

 日本航空傘下の新しい格安航空会社(LCC)「ジップエア トーキョー」(千葉県成田市)は3日、同社の初便となる成田-バンコク線の運航を開始した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う渡航制限のため、旅客機に貨物だけを載せる貨物専用便としての就航となった。国際線LCCの初便が貨物専用となるのは世界的にも異例。今後、新型コロナの収束状況を見極めながら旅客便の就航を目指す。

 3日に運航を始めた成田-バンコク線は、ボーイング787の客室下の貨物室に機械部品やせっけん、洗剤など13トンを積載した。バンコクからの便ではハードディスクなど機械製品17トンを運ぶ予定という。日航や全日本空輸が行っている客室の荷物棚などにも貨物を積む手法は人手がかかることから見送った。

 ジップエアは通常の旅客便として5月14日にバンコク線の就航を目指していたが、新型コロナの影響で延期していた。今後、旅客便としてソウル線やホノルル線の就航を目指すが見通しは立っていない。西田真吾社長は「旅客便は先になるが、今よりもっと良いサービスを考えて準備したい」と話した。

 離陸を見届けた日航の植木義晴会長は「国際線LCCとして貨物専用で就航するのはジップエアが初めてだろうし、これからもないだろう。しかし飛行機は貨物専用でも飛ばすのが何よりだ」と、新型コロナの影響の大きさを語った。

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