「物心両面で支える」 桜ケ丘病院の移転で静岡市長


 静岡市の田辺信宏市長は4日の記者会見で、老朽化した桜ケ丘病院(清水区)の移転をめぐり、市が清水庁舎周辺の駐車場を移転先とする代替案を病院側に提示したことを認めた上で、移転に向けた課題となる医師の確保を含めて「物心両面でさまざまな支えをしたい」と述べた。

 同時に「市民にとって最良の結果を導き出すために(病院側と)対話し、合意を導き出したい。早く移転させたいという思いは共有している」と述べた。

 桜ケ丘病院は清水庁舎の移転後の跡地に建て替える計画だった。しかし、市は新型コロナウイルスの影響で清水庁舎移転計画の停止を決断し、市は病院側に庁舎周辺の駐車場への移転案を示していた。



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