豊田通商は4日、アフリカでの新型コロナウイルス感染拡大を受け、現地で活動する国連機関や各国政府に、自動車のメンテナンス部品やフェイスシールド、消毒用アルコールなどの提供を始めると発表した。
メンテナンス部品では、国連機関で多く使われているトヨタ自動車の「ランドクルーザー」向けを対象に、今後1年間、無償で提供する。また、アフリカのトヨタ代理店と連携して、各国政府や自治体にも、車両の無償リースやメンテナンス部品の提供などを予定する。このほか、コートジボワールの工場で消毒用アルコールを作り、現地政府などに提供する。