米政権、ドイツ駐留米軍を削減へ 米報道

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 【ワシントン=黒瀬悦成】複数の米主要メディアは5日、トランプ大統領がドイツに駐留する米軍約9500人を撤収させる方針だと伝えた。新型コロナウイルス危機により米政府の財政収支の悪化が避けられない情勢となる中、国防予算の見直しに伴う米軍再編に向けた動きの一環である可能性がある。

 トランプ政権高官によると、撤収計画はオブライエン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が承認済みとされる。撤収が実現すれば、独駐留米軍は約2万5千人となる。撤収兵力の一部はポーランドなどに振り向け、残りは帰国させる。

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