パレスチナ武装政派のハマスが指導部の一部がカタールで贅沢な生活を送っているという疑惑が浮上しています。タイムズ・オブ・イスラエル(TOI)が17日に報じたところによれば、この疑惑が最近浮上しました。
最近、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)には、ハマスの政治指導者であるイスマイル・ハニヤ氏が、ハマスがイスラエルを奇襲攻撃した後、カタール・ドーハにある事務所で感謝の祈りを捧げる映像が拡散されました。カタールは、中東でハマスの唯一の対外交渉窓口となっています。
スーツ姿のハニヤ氏は、指導部構成員らとともに、アルジャジーラの報道を見ながら微笑んでいる姿が写っています。そして、カーペットが敷かれた床に伏せて感謝の祈りを捧げています。
TOIは、「ハニヤ氏はドーハの優雅な事務室で少なくとも1000人の民間人を含むイスラエル人1300人を殺した残酷な攻撃を見守っていた」と指摘し、「ハニヤ氏はこの数年間、ガザ地区の苦難から抜け出し、石油が豊富なカタールで安らかな生活を営んでいるという批判を浴びてきた」と報じています。
英国の日刊紙テレグラフも15日、「ハマスのテロ組織員たちはカタールで『5つ星』の豪華な生活をしている」とし、「ハニヤ氏がエアコンがついたドーハの事務室でイスラエル人虐殺を祝うために笑って祈った」と批判しています。
英国のベン・ウォレス元国防相は、「カタールが最悪の中でも最悪のテロリスト指導者を追い出すまでカタールを制裁しなければならない」と主張しているとテレグラフは伝えています。
この疑惑により、ハマスの指導部がカタールで贅沢な生活をしているのではないかという声が広がっています。今後の展開に注目が集まります。
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