自宅に母親の遺体放置か 会社役員の男を逮捕 東京・世田谷区


 自宅に遺体を放置したとして、警視庁玉川署は10日までに、死体遺棄の疑いで、東京都世田谷区深沢、造園会社役員、三田弘隆容疑者(54)を逮捕した。玉川署によると、遺体は同居する母親のフミさん(85)とみられ、司法解剖して身元を特定する。

 逮捕容疑は5月上旬ごろから今月9日まで、遺体を放置したとしている。容疑を認め、「母が息をしてないと分かり頭が真っ白になった。そのまま日がたってしまい警察に申告するのが怖くなった」などと供述している。遺体は布団に横たわった状態で発見された。

 三田容疑者はフミさんと2人暮らし。近所の親族に「母親は元気」と伝えていたが、姿が見えないのを不審に思ったフミさんの弟が9日に家に入り、遺体を見つけ通報した。



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