れいわ新選組の山本太郎代表は11日、東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)への立候補を検討していると明らかにした。都内で開いた党総会の後、記者団に出馬の可能性について「フィフティ(50%)だ」と述べ、来週までに決めるとした。
総会では山本氏に都知事選への対応を一任した。元日弁連会長、宇都宮健児氏との競合を理由に見送りを求める意見も出たという。山本氏は記者団に「とどまるべきだという意見も、出るべきだという意見も同じくらいあった」と述べた。
都知事選には宇都宮氏、元熊本県副知事の小野泰輔氏が立候補を表明。現職の小池百合子知事も近く出馬表明する。
野党は立憲民主、共産、社民各党が宇都宮氏を支援し、日本維新の会は小野氏を推薦。国民民主党は自主投票を決めた。山本氏は当初、野党統一候補としての出馬が取り沙汰されていた。