横領事件受け代表2人制に 東大発AIベンチャーのエルピクセル 

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 東京大学発人工知能(AI)のベンチャー、エルピクセル(東京都千代田区)は12日までに、代表取締役に創業者の島原佑基氏に加え、鎌田富久取締役を昇格させたと発表した。昇格は3月31日付。同社の元取締役、志村宏明容疑者が業務上横領の容疑で逮捕されたのを受け、代表2人制を導入し、企業統治(コーポレートガバナンス)の強化を図る。

 同社は再発防止策として、経理や印章の管理規定を新たに策定し、業務権限が1人に集中しないように改めた。また3月1日付で内部監察室を設け、定められた手続き通りに業務が行われているのかを監査している。さらに常勤監査役も1人増員し、会計処理が適切かどうかを厳しくチェックする。

 5月には筑波大学発ロボットベンチャーのサイバーダインなどを引受先とする第三者割当増資により、総額10億円の資金調達を実施したことも明らかにした。

 エルピクセルは平成26年3月、創業者の島原社長を含む東大研究室のメンバー3人が設立。AIを使った医療画像診断支援技術「EIRL(エイル)」やクラウド基盤による画像解析プラットフォーム「IMACEL(イマセル)」、科学論文の不正画像自動検出システム「ImaChek(イマチェック)」などを開発している。

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