関電、株主招集通知に事実と異なる記載 取締役候補「金品問題認識していなかった」

[ad_1]

 関西電力役員らの金品受領問題をめぐり、関電が25日に開く株主総会の招集通知で、社外取締役選任に関して事実と異なる記載を行っていることが分かった。現在、同社社外監査役で元大阪高検検事長の佐々木茂夫氏について、「事前にこれらの問題を認識していなかった」などと記載しているが、実際は問題の公表前に関電側が対応を相談していたという。

 関電は、佐々木氏が「社外監査役就任前に知る立場にあった」とコメント。福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)から役員らが金品を受け取った問題をめぐり、国税や検察への対応で助言を受けた可能性がある。

 株主総会の招集通知は送付済み。同社ホームページでも公開しているが、16日にも修正する。関電は金品問題を受けてコンプライアンス(法令順守)重視の姿勢を打ち出していたが、焦点となる人事案について、株主の判断材料となる重要情報を隠していた形だ。

 佐々木氏は平成19年に退官して弁護士となった。関電のコンプライアンス委員会の社外委員を務め、昨年6月から社外監査役となっていた。今年6月の株主総会を経て、社外取締役に就任し、監査委員になる予定だった。

[ad_2]

Source link