首相会見、再び外交日程を理由に終了 質問書面に後日回答





通常国会の閉幕を受け会見に臨む安倍晋三首相=18日午後、首相官邸(春名中撮影)

 安倍晋三首相は、通常国会閉会を受けた18日の記者会見を、外交日程を理由に約1時間で終了した。複数の記者が続行を求めたが、司会の長谷川栄一首相補佐官兼内閣広報官は質問を書面で提出すれば、後日首相が回答すると告げて会見を終わらせた。これまで新型コロナウイルス対応に関した首相会見でも、ベトナムやトルコとの電話首脳会談が直後にあり、打ち切られた経緯がある。

 首相会見をめぐっては、2月末の会見で質問要請が多数残る中、36分で打ち切ったことが批判を浴びた。3月以降は1時間程度になったが、終了後に外国首脳との電話会談や新型コロナ対策本部会合などの日程が入るようになった。

 18日の会見には、官邸記者クラブ「内閣記者会」常勤19社から1社1人と、抽選で選ばれた外国プレスなどの記者10人の計29人が出席し、首相は10人の質問に答えた。



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