東京都瑞穂町のパチンコ店で3月、景品交換所に男らが押し入り現金が奪われた強盗事件で、警視庁捜査1課は強盗幇(ほう)助(じょ)容疑などで、仙台市泉区将監、内装工、武蔵友佑容疑者(34)を逮捕した。調べに対し、「強盗のやり方を教えたのは間違いない」と容疑を認めている。
事件をめぐっては、捜査1課が5月に実行犯の男ら3人を逮捕。武蔵容疑者は男らに犯行時間帯や犯行道具を指南しており、報酬として数万円を得ていた。捜査1課は都内で発生した複数のアポ電強盗事件にも関与したとみて調べる。
逮捕容疑は共謀して3月17日午後11時10分ごろ、瑞穂町富士山栗原新田のパチンコ店の景品交換所に押し入り、従業員の男女2人に包丁のような刃物を示して「殺すぞ、カネを出せ」などと脅し、金庫から現金約773万円を奪ったとしている。従業員にけがはなかった。