18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比39・51ドル安の2万6080・10ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大で悪化した米雇用情勢の回復が遅れることへの懸念から、売りが優勢となった。
朝方発表された米新規失業保険の申請件数が市場予想より悪かったことが嫌気された。米国の一部の州で感染者が再び増えていることもリスク回避姿勢につながった。
ナスダック総合指数は32・52ポイント高の9943・05と続伸した。
銘柄別では、金融・旅行のアメリカン・エキスプレスや医薬品のファイザーの下げが目立った。ITのマイクロソフトは買われた。(共同)