中国の全国人民代表大会(全人代、国会に当たる)常務委員会は27日、治安を乱す行為の処罰規定などを定める治安管理処罰法の改正案を可決した。「公開の場で侵略を美化する服装をする」行為が処罰の対象として新たに盛り込まれた。2026年1月から施行される。
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複数の中国メディアが報じた。侵略を美化する服装をしたり、他人に強制したりすると、最長15日間の拘留と5千元(約10万円)までの罰金が科されるという。侵略を美化する言論や画像、動画などを広めることも処罰の対象になる。
朝日新聞社