飛行機、新幹線、ツアー…手探りの本格再開 利用者「時期尚早」の声も

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新型コロナウイルス感染防止の自粛要請が緩和され、羽田空港には多くの人が訪れた=19日午前、東京都大田区(萩原悠久人撮影)

新型コロナウイルス感染防止の自粛要請が緩和され、羽田空港には多くの人が訪れた=19日午前、東京都大田区(萩原悠久人撮影)

 県境を越える移動が全面解禁となった19日、羽田空港などでは出張利用者らの姿が目立ち始めた。航空や鉄道など交通事業者や旅行事業者は、新型コロナウイルス対策を徹底し、利用者の本格的な回復につなげる考えだ。ただ、乗客などからは「(移動緩和は)時期尚早では」と不安の声も漏れた。感染対策に万全を尽くしながら、手探りの対応が続きそうだ。

 全日本空輸の国内線は今月に入り、1日当たりの搭乗者数が前月比で3~4倍と回復傾向にある。羽田空港では19日、担当者が羽田-新千歳便について「前日と比較しても1割ぐらい多い」と、緩和効果に期待を込めた。

 ただ、同便に搭乗する東京都町田市の女性(80)は、「家族の事情があり待っていたが、やっと飛べる。でも、まだまだ不安なので、できれば外出はしたくなかった」と複雑な表情で語った。羽田空港では、搭乗案内を少人数ずつ行うなど、利用者の感染防止対策を行っている。 

 鉄道事業者も19日からの国内移動全面解除で、乗客数の回復を見込む。JR東海は19日と21日に新幹線上下線計12本を増発。週末の単身赴任者の移動などの再開に備える。金子慎社長は18日の記者会見で「出張の規制も解かれると思うので移動は増える」と話した。実際、総合商社などでは、7月に国内出張制限を解除する方向で検討に入っているという。

 JR東海は、帰省客対応で、お盆の時期には「のぞみ」を1時間に最大12本運行する考えだ。金子氏は「乗車率が多少低くても余裕を持って座ってもらえるようにしたい」と、感染対策を強調する。

 赤羽一嘉国土交通相も19日、「マスク着用や車内換気、テレワークの実施など、新しい時代の公共交通機関の利用のマナーの協力をお願いしたい」と呼びかけた。

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