山形・東根でサクランボ品評会 コロナで暗いムード「明るくしたい」 

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山形県東根市で行われたサクランボの品評会=19日(柏崎幸三撮影)

山形県東根市で行われたサクランボの品評会=19日(柏崎幸三撮影)

 サクランボの生産量で日本一を誇る山形県東根市で19日、東京・豊洲市場で20日に競りにかけられる高級品種「佐藤錦」の品評会が行われ、出品された87点が糖度や着色、詰め方などで競った。

 同市産のサクランボは平成29年4月に、国が地域ブランドとして保護する「地理的表示(GI)」に「東根さくらんぼ」として登録された。

 豊洲市場で昨年行われた品評会の最高値は1キロ55万円。東根市農業協同組合(JAさくらんぼひがしね)の佐藤勝蔵代表理事組合長は「新型コロナウイルスで暗い昨今(の雰囲気)をサクランボで明るくしたい」と、今年の競りでの高値更新に期待していた。

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