漫画「約束のネバーランド」米で実写化へ






 全世界で累計発行部数2100万部(電子版含む)を突破した人気漫画「約束のネバーランド」(白井カイウ原作・出水ぽすか作画、集英社)の英語版実写ドラマが米国で制作され、アマゾンプライムビデオで全世界配信されることが決まった。手掛けるのは米国の制作スタジオ「FOX21」。具体的な配信時期は今後発表される。

 監督は「スパイダーマン:スパイダーバース」などのロドニー・ロスマンさん。米ドラマ「HEROES(ヒーローズ)」に俳優として出演するなど多方面で活躍し、日本アニメにも造詣の深いマシ・オカさんがプロデューサーを務める。

 同作は平成28年に週刊少年ジャンプで連載が始まり、今月最終回を迎えた。「約ネバ」の愛称で親しまれる。人間を食用の家畜として飼育する「鬼」が存在する架空の世界を舞台に、主人公の少女エマが孤児院の仲間と協力し、過酷な運命にあらがっていく-という筋書きで、読み応えのある心理戦や迫力あるアクションシーンなどで人気となっている。

 昨年1~3月にテレビアニメ化され、来年1月にはアニメ第2期が放送予定。今年12月には日本語版の実写映画の公開が予定されている。(本間英士)



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