【節約家計簿】withコロナのエンタメ事情

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柳亭こみち(手前左)の独演会の寄席囃子では、観客だけではなく、演者(同右)もフェースシールドを装着していた=15日午後、東京都千代田区の国立演芸場(佐藤徳昭撮影)

柳亭こみち(手前左)の独演会の寄席囃子では、観客だけではなく、演者(同右)もフェースシールドを装着していた=15日午後、東京都千代田区の国立演芸場(佐藤徳昭撮影)

 新型コロナウイルスの影響でエンターテインメント業界は大きな打撃を受けました。仕事がなくなった自粛期間中にアーティストや芸人が取り組んだのがユーチューブなどの動画配信です。収益化できるケースは限られていますが、私たちは無料でさまざまなコンテンツを見ることができるようになりました。

 なかでも注目されたのが人気講談師、神田伯山の「神田伯山ティービー」。全19席の連続もの畦倉重四郎の1席目は、3カ月で70万回視聴されています(6月18日現在)。これらの取り組みは、ファンを増やすためのもの。ネット配信で気に入ったら、次はライブに行ってみましょう。

 アーティストや芸人が自宅や無観客の劇場から有料でネット配信を行うことも増えました。6月上旬に本多劇場から配信された複数の俳優が日替わりで演じる一人芝居は2500円。劇場と俳優を支援する気持ちで、私も購入しました。

 休業要請が緩和され、演劇やコンサートが開催される動きが出てきました。「密」を避けるため、観客数を減らして運営することになります。

 新型コロナの感染拡大前に企画されたある声優のライブイベントでは、6800円とされていたチケット代が1万2千円と約2倍になったことが話題になりました。観客数を減らす分、チケット代が上がることも、運営側の立場になれば理解はできます。

 しかし、今後は「with コロナ(コロナウイルスとともに)」を前提に経費や売り上げを考えて企画するため、チケットの価格は徐々に調整されていくでしょう。ライブと同時に有料ネット配信を行うというハイブリッド運営も進みそうです。

 経済が低迷する時代にこそ、心が元気になれるエンタメは必要です。自粛期間を経て、表現者は、きっと素晴らしいものを見せてくれるはずです。これからのライブやネット配信に期待して楽しみましょう。

(マネーライター 生島典子)

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