6月の景気「一段と悪化」に引き下げ 日銀静岡支店


 日銀静岡支店が23日発表した6月の県内の金融経済動向で、景気判断について「新型コロナウイルス感染症の影響から一段と悪化している」と修正し、2カ月ぶりに引き下げた。5月は「悪化している」との表現だったが、設備投資の冷え込みや住宅投資の減少などが響き、景況感はさらに悪化していると判断した。

 野見山浩平支店長は同日の記者会見で、今後の見通しについて「設備投資の減少や雇用・所得の悪化などを通じて景気の足を引っ張る可能性がある。感染症の影響が収束するまで相当な時間がかかる」と述べた。



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