退官の古谷副長官補は「仕事師」 菅官房長官





古谷一之氏(川口良介撮影) 

 政府は26日の閣議で、同日付で退官する古谷一之官房副長官補の後任に、藤井健志(たけし)元国税庁長官(57)を充てる人事を決定した。

 菅義偉官房長官は同日の記者会見で、古谷氏について「省庁間の調整に関する仕事を任せれば私も安心できるという、まさに仕事師だった」と高く評価した。後任の藤井氏に関しては「人格、識見を踏まえ適材適所の考え方で行った。幅広い知識と経験を有しており、内政担当の内閣官房副長官補として適任と判断している」と述べた。

 藤井氏は昭和60年に大蔵省(現・財務省)入省。財務省主計局次長や国税庁長官などを歴任した。



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