対馬の仏像、日本へ引き渡し 韓国浮石寺、盗難12年半で解決


【写真】盗まれ、韓国に持ち込まれた「観世音菩薩坐像」

 浮石寺はこの仏像の「故郷」に当たるとして、100日間の法要と一般公開を続けてきた。円牛住職は「今後も対馬と円満に交流し、(仏像の)交流展示会などで文化財の価値を生かす方策を話し合って世界の模範にしたい」とあいさつした。

 盗難事件は2012年10月に発生。韓国当局が仏像を回収し窃盗団を摘発したが、「元は倭寇に略奪された文化財だ」として所有権を主張した浮石寺が16年、同寺への引き渡しを求め提訴した。韓国最高裁で23年、観音寺の所有権を認める判決が確定した。



Source link