日本人と外国人の交流施設「川崎市ふれあい館」に在日コリアンを脅迫するはがきを送ったなどとして、横浜地検川崎支部は29日、威力業務妨害罪で、元川崎市職員の荻原誠一容疑者(69)=同罪で起訴=を追起訴した。川崎支部は認否を明らかにしていない。
起訴状によると、昨年12月~今年1月、「在日韓国朝鮮人をこの世から抹殺しよう」「ふれあい館を爆破する」などと記載したはがき2通を施設に送り、業務を妨害したとしている。
荻原被告は昨年11月に横浜市内の私立女子高に爆破予告の脅迫文を送ったとして、威力業務妨害罪で起訴されている。