歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが９月１１日の八千代座（熊本県山鹿市）を皮切りに全国１２カ所で歌舞伎舞踊公演「古典への誘い」を上演することが１日発表された。５～７月に予定されていた「十三代目市川團十郎白猿」の襲名披露公演は新型コロナウイルスの影響で延期されており、海老蔵さんにとっては約７カ月ぶりの舞台出演となる。
海老蔵さんは「全国の皆さまに元気になっていただくよう、少しでも明日の活力になっていただけるよう、全力で勤めます」などとコメントしている。
演目は「寿式三番叟」や創作した「男伊達花廓」など。１０月２９日までの予定で、熊本、岡山、広島、静岡、大阪、兵庫、東京、福島、埼玉、岩手、秋田、神奈川の各都府県を巡演する。
