立憲民主党の安住淳国対委員長は1日、安倍晋三政権が臨時国会の開催に消極的な態度を取り続けた場合、憲法53条に基づく召集要求の提出を検討する考えを示した。「あらゆる手段を駆使し、憲法にのっとった手続きも踏んで開会を求めていく。国会を開かないのは議院内閣制を否定する自殺行為だ」と国会内で記者団に語った。
来年の東京五輪に合わせて祝日を移動させる法整備や、税収減を穴埋めする補正予算を成立させるために臨時国会召集が必要だと指摘。「野党に追及されるからやらなくていいと言う人がいるなら、それは単なる無知だ」と批判した。