日本車、米販売26%減 20年上半期、コロナ直撃





 株主総会で説明する日産自動車の内田誠社長兼CEO。上半期で最も新車販売台数の減少率が大きかったのは日産だった=6月29日、横浜市

 日本の自動車メーカー6社が1日発表した2020年上半期の米新車販売台数は、前年同期比26.0%減の236万4736台となった。新型コロナウイルスの感染拡大が直撃し、販売店の休業が相次いだことが響いた。

 日産自動車と三菱自動車を除く4社の6月の販売台数は前年同月比19.0%減の34万2291台だった。前年割れが続いているものの、経済活動の再開が進展し、都市封鎖が広がった時期と比べて持ち直している。ただ南部や西部の州で感染者が再び急増しており、回復基調が続くかどうかは見通せない。

 上半期で最も減少率が大きかったのは日産で、前年同期比39.3%減の43万4934台。次いで三菱が32.8%減の4万7760台。トヨタ自動車とホンダ、SUBARU(スバル)はいずれも20%超の落ち込みだった。(共同)



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