菅義偉(すが・よしひで)官房長官は2日の記者会見で、週2回開催されている定例閣議の開催形式について、今月から新型コロナウイルス感染拡大以前のように全閣僚が一堂に集まる通常の形式に戻すと明らかにした。「この緊急事態宣言が全面解除されてから1カ月経過し、閣議も感染対策を継続した上で本来の形に戻すことにした」と説明した。
閣議をめぐっては、4月に緊急事態宣言が発令されたことを踏まえ、4月10日から週2回の定例閣議を持ち回り形式で開催。緊急事態宣言が解除された直後の5月29日からは週1回は通常形式、残りの1回は持ち回り形式で開催していた。