フランス首相交代へ マクロン大統領、政権刷新の意向で

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2日、パリのエリゼ宮で話すフランスのマクロン大統領(右)とフィリップ首相(AP=共同)

2日、パリのエリゼ宮で話すフランスのマクロン大統領(右)とフィリップ首相(AP=共同)

 【パリ=三井美奈】フランス大統領府は3日、フィリップ内閣が総辞職したと発表した。マクロン大統領は同日、中道右派野党「共和党」のサルコジ元大統領の側近、ジャン・カステックス氏(55)を新首相に任命した。

 カステックス氏はマクロン氏と同じ国立行政学院(ENA)出身。サルコジ政権だった2011~12年、大統領府の副事務総長に起用された。08年から南部プラードの町長を務め、地方議員を兼任するが、閣僚経験はない。マクロン政権では新型コロナウイルス対策の要職に起用された。

 マクロン氏は2日、仏各紙とのインタビューで、新型コロナ禍を受けて、3年間続けた財政再建路線を見直し、環境や医療を重視する方針を強調。政権刷新の意向を示していた。

 マクロン氏の与党「共和国前進」は6月の統一地方選で環境政党に大敗した。マクロン氏は再選がかかる2022年の大統領選を前に、首相交代で陣営立て直しを図ったとみられる。

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