取材中に盗撮、懲戒解雇 茨城新聞の元支局長

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 茨城新聞社は4日付朝刊の記事で、女性を盗撮したとして、元取手・龍ケ崎支局長の男性(51)を懲戒解雇処分にしたことを公表した。処分は3日付。

 同社によると、元支局長は今年4月、取手・龍ケ崎支局長に着任。6月、取材中に女性のスカート内を盗撮したという。社内調査で判明し、元支局長も事実を認めた。同社は「被害者の特定につながる恐れがある」として、元支局長の氏名や詳細な経緯を明らかにしていない。

 同社の沼田安広社長は「心より深くおわび申し上げます。高い倫理観が求められる記者が取材中に犯罪行為をしたことは断じて許されません。全社員への倫理教育、コンプライアンスの徹底に取り組んでまいります」とコメントした。

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