【米大統領選】トランプ氏、米独立記念の連休に「米国の歴史守る」 左派と対決姿勢

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米中西部サウスダコタ州ラシュモア山での花火大会に参加したトランプ大統領=3日(ロイター)

米中西部サウスダコタ州ラシュモア山での花火大会に参加したトランプ大統領=3日(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は、米国の独立を記念する3~5日の連休に実施した複数の祝賀イベントで、黒人暴行死事件を受けた抗議デモが米国の「建国の父」などの像や記念碑の破壊行為に発展している問題に関し「過激左翼による歴史抹消の動きだ」と非難し、「米国の歴史や生き方を守り抜く」と訴えた。

 トランプ氏は4日、ホワイトハウスで開いた独立記念日の式典で演説し、像や記念碑の破壊を「決して許さない」とし、「これは左翼やマルクス主義者、無政府主義者らの打倒に向けた戦いだ」と強調した。

 式典は毎年恒例の花火大会に合わせて行われ、昨年に続き2回目。大統領専用機や第二次大戦以降の軍用機が上空を記念飛行するなど、国威発揚の色合いが強いイベントとなった。

 トランプ氏は3日、リンカーンなど歴代大統領4人の顔の彫刻が山肌に施された中西部サウスダコタ州のラシュモア山でも演説し、像や記念碑破壊の動きに対抗し、「米国の英雄たちの銅像を配した国立庭園を建設する」と表明した。

 トランプ氏が4日の演説で明らかにしたところでは、英雄像にはリンカーンや初代ワシントン、レーガンなどの大統領に加え、元奴隷の差別廃止活動家のフレデリック・ダグラスや「アンクル・トムの小屋」で知られる作家のストー夫人らも含まれるとした。

 記念日に合わせたトランプ氏の発言は、11月の大統領選をにらみ、民主党の一部に連なる急進左派勢力が米国の歴史や価値観、政治制度の破壊を図っていると強調し、米国民の愛国心に訴えて支持を固める狙いがあるとみられる。

 一方、4日の式典会場の近くでは抗議デモが米国旗を燃やし、「米国が偉大だったことは一度もない」と叫んで気勢を上げた。

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