中国、改革派学者を拘束 コロナ対応でも習氏批判

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 中国で改革派学者として知られる清華大の許章潤氏が6日、公安当局に拘束されたことが分かった。関係者が明らかにした。許氏は個人独裁色を強める習近平国家主席を非難し、大学当局から教授職の停職処分を受けていた。新型コロナウイルス感染症の対応を批判する文書も発表していた。

 関係者によると、6日午前、北京郊外の自宅を公安当局者が訪れ、許氏を連行した。四川省の公安当局から家族に対して、同省成都で買春をした疑いがあるとの連絡があったという。

 許氏は2018年7月、国家主席の任期規定を撤廃する憲法改正に反対し、文書を発表。19年3月、教授を務める清華大の当局から停職処分を受けた。19年12月には教授職を取り消すとの通知を受けた。

 ただ許氏はコロナ発生後も、2度にわたり習指導部の感染症対応を厳しく文書で批判。このため大学側はさらに重い処罰を科すと示唆していた。6月下旬にはこれらの文書などをまとめた本を海外で出版しており、関係者は「出版が(拘束の)原因になったのではないか。汚名を着せようとしている」と批判した。(共同)

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