中国の駐英大使「内政干渉」と批判 英の香港市民受け入れに

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 香港中心部のショッピングモールで「香港国家安全維持法」に抗議する人たち=6月30日(AP=共同)

 香港中心部のショッピングモールで「香港国家安全維持法」に抗議する人たち=6月30日(AP=共同)
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 【ロンドン=板東和正】中国の劉暁明駐英大使は6日、インターネットを通じた記者会見で、英政府が香港市民の受け入れ拡充を進める方針を表明したことを受け、「中国への重大な内政干渉だ。(英国は)国際関係の規範を踏みにじっている」と批判した。ロイター通信が報じた。

 中国への抗議活動などを規制する香港国家安全維持法(国安法)の施行を受け、英政府は1日、英国発行の旅券を持つ香港市民の英国での滞在可能期間を大幅に緩和し、5年間に延長する方針を発表した。

 劉氏は会見で、英国の香港市民の受け入れ状況を精査して、対応策を決める方針を示した。「中国は英国との友好的な関係を望んでいる」とした上で「(英国が)中国を敵対国にしたいのであれば、その結果の責任を負わなければならないだろう」と警告した。

 また、劉氏は、英国が第5世代(5G)移動通信システムの整備で、中国通信大手の華為技術(ファーウェイ)の製品の活用をとりやめた場合、英国進出中の中国企業に「非常に悪いメッセージ」を送ることになると指摘した。

 ラーブ英外相はロイターの取材に、香港の高度な自治を2047年まで保障した中英共同宣言に触れて「多くの国は、中国が国際的義務に従っているのか疑問に感じている。これは信頼の問題だ」と反論した。

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