新型コロナ禍で「経営基盤の確立に全力」 JA全中の中家会長が抱負

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記者会見に臨んだ全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長=9日、東京・大手町

記者会見に臨んだ全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長=9日、東京・大手町

 全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家(なかや)徹会長は9日の記者会見で、今月3日に開票が行われた次期会長選の結果、自身の再任が内定したことについて「新型コロナウイルス感染症で先行きが不透明な中、JAの経営基盤の確立・強化が重要な課題で、全力を傾注したい」と抱負を述べた。次期会長選で中家氏はJA徳島中央会会長の中西庄次郎氏に競り勝った。

 次期会長選では、対立候補の中西氏が有効票総数の約37%を得た。中家氏は「現場の声を聴くのは当然で、今までも取り組んできた」と述べ、全国各地のJAの声を事業運営に反映させていく姿勢を強調した。

 また、最近の記録的な豪雨による農畜産業への影響については「全体の被害状況は把握できていない」としつつ、「被害が生じるとあれば市場にも影響が出てくる」との見方を示した。

 一方、伊藤忠商事が株式公開買い付け(TOB)を通じて子会社のファミリーマートを完全子会社化した後、全国農業協同組合連合会(JA全農)と農林中央金庫がファミマ株4・9%を取得し資本参加することについては「国内の農畜産物の消費拡大が(狙いとしては)大きい」と話した。

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