首相「激甚災害指定急ぐ」 二階氏の鹿児島視察報告で





令和2年7月豪雨非常災害対策本部会議で発言する安倍晋三首相=10日午後、首相官邸(春名中撮影)

 自民党の二階俊博幹事長は10日、安倍晋三首相を官邸に訪ね、九州豪雨被害の視察結果を報告した。激甚災害への早期指定も求めた。首相は「自民党の要請にしっかり応える」と述べ、指定を急ぐ考えを示した。二階氏は9日に鹿児島県入りし、河川の氾濫現場を視察した。

 二階氏は、政府のインフラ強化3カ年緊急対策を令和2年度で終わらせず、さらに5カ年計画で継続するよう求める党国土強靱(きょうじん)化推進本部の決議も手渡した。3カ年対策は平成30年の西日本豪雨や北海道地震を受け進められ、首相は「効果は結構出た」と前向きに評価した。



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