北海道で新たに4人感染、札幌市立小の男児ら

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札幌市役所(寺田理恵撮影)

札幌市役所(寺田理恵撮影)

 北海道と札幌市は12日、同市内で新たに小学生を含む4人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表した。札幌市以外で新たな感染者は確認されず、道内の感染者は延べ1294人(実人数1277人)となった。

 札幌市によると、新たに確認された4人のうち、1人は同市中央区の市立伏見小(児童数723人)に通う10代の男子児童。同市内に住む別居の親族から感染したとみられ、症状は出ていない。

 男児は9日まで登校しており、市が行動歴や濃厚接触者を調査している。

 市教育委員会は12日に校内の消毒を実施。児童が在籍する学年(約120人)を23日まで学年閉鎖とする。

 ほかの1人は年代や性別が非公表の日本人で、症状は軽い。同居人の陽性患者から感染したとみられる。同居人は、発症前2週間に東京の「夜の街」で接待を伴う飲食店を利用していた。

 残る2人はいずれも60代男性で、このうち1人の感染経路が不明となっている。

 道によると、12日午後5時時点の道内で治療中の患者は61人で、このうち5人が重症。12日までに計101人が死亡した。

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