ソウル市長の告別式開催 セクハラ疑惑で公葬批判も

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10日、ソウル市内の施設で朴元淳市長の弔問に訪れた市民ら(ソウル市提供・共同)

10日、ソウル市内の施設で朴元淳市長の弔問に訪れた市民ら(ソウル市提供・共同)

 韓国の首都ソウル市で13日、自殺した朴元淳市長=当時(64)=の告別式が市葬として行われた。元秘書の女性職員が朴氏からセクハラを受けたと告訴状を提出していたことが判明し、公葬とすることへの批判も相次いだ。

 葬儀委員会は、新型コロナウイルス感染拡大予防のためとして参列者数を絞り、インターネットで中継。国民からの請願を受け付ける大統領府のホームページでは「家族葬にすべきだ」との主張に50万人以上が賛同した。告別式が小規模となったのは、こうした批判を意識したためとの見方もある。

 朴氏は9日に行方不明となり、10日未明に山中で遺体が見つかった。「全ての方に申し訳ない」との遺書が残されていた。遺体が安置された病院には、13日までに丁世均首相や冨田浩司駐韓日本大使らが弔問に訪れた。(共同)

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