東証大幅反発、493円高 治療薬期待やアジア株高で


 週明け13日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発し、終値は前週末比493円93銭高の2万2784円74銭となった。6月10日以来、約1カ月ぶりの高値。新型コロナウイルス感染症治療薬への期待やアジア株高が追い風となり、全面高となった。

 東証株価指数(TOPIX)は37・82ポイント高の1573・02。出来高は約12億1500万株。

 米製薬会社が新型コロナ治療薬として使われる「レムデシビル」に関し、死亡率を低下させたとする分析結果を発表した。前週末10日の米国株は治療薬によって新型コロナが収束に向かうことへの期待感から上昇し、東京市場にも波及した。

 午後になると、中国で景気回復が徐々に進んでいるとの見方から、上海市場や香港市場などのアジア株の多くが堅調な値動きとなった。東京市場でも製造業や輸出関連の銘柄が買われ、平均株価は上げ幅を拡大した。



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