NY株続伸、10ドル高 ワクチン期待が下支え





ニューヨーク証券取引所(AP)

 週明け13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比10・50ドル高の2万6085・80ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスのワクチン開発に対する期待感が相場を下支えした。

 米製薬大手ファイザーとドイツのバイオテクノロジー企業が13日、共同開発の新型コロナのワクチン候補について、米当局から優先承認審査の対象として指定を受けたと発表したことが買い材料となった。

 ダウ平均の上げ幅は一時、560ドルを超えた。しかし、カリフォルニア州で新型コロナの感染者数の増加を受け、レストランの店内飲食などが禁止されることが伝わると、上昇幅を縮め、下げに転じた場面もあった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は226・60ポイント安の1万0390・84と4営業日ぶりに反落した。(共同)



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